Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

*

社会課題の解決には愛が必要

   

最近なにかと話題の「ソーシャルビジネス」。これは社会課題へ、ビジネスを使ってアプローチして問題を解決しようというもの。

先日より柏崎翔洋中等教育学校にて、メンターを努めさせていただいている「SDGs」。「持続可能な開発目標」の略で、国連サミットで採択された、社会問題解決に向けた2030年までの国際目標のこと。

どちらも「社会課題」というのがメインに語られます。

社会課題とは。

後継者不足による産業の衰退、伝統文化の消失、マイノリティへの差別、長時間労働による過労死、過疎化による集落の消失…。様々なことがあります。

直視するのも辛いような、何から手をつけていいかわからないシリアスな問題。

私は、その解決には、「愛」が必要だと思います。

自分が好きでたまらない、一生そばに寄り添っていたいと思うモノ、コト、ヒト。本当に素晴らしいのに、なぜか本来の姿が損なわれている、またはこれから損なわれていきそうだ。

それは、時代の流れのせいかもしれない。構造の変化、技術の進化、価値観の変遷といった理由なら、誰も悪くないし、誰の責任でもない。ただ、このままではこの世から、自分の愛おしいモノ、コト、ヒトが失われそうだ。

そのとき、自分はどうするか。「時の流れだからしょうがないね」と諦めるのか。本来の姿を求め、自分の解決すべき「課題」と捉え立ち向かうのか。

だから、社会課題と自分とを結ぶ橋は「愛」だと思います。

好きだったら、時間を忘れて没頭するしね!

 - 考え