100年後に繋がる親の背中を目指して
集落が100年後まで存続するにはどうしたら良いか、日々考えるうえで基本となる思いがあります。
それは「集落に誇りが持てる暮らしを、自分たちの手でつくること」です。
金太郎一家にとっても、カフェでスタッフとして働いてくれている、ゆっP一家にとっても、子どもたちの存在はとても大きいもの。
子どもたちは私たちにとって、ほんとうに大事な存在です。
そんな子どもたちが、「この集落から外に出たい、都会に行きたい」といえば、その時には彼女らの決断を尊重したいと思います。一度は外の世界を知ることも、必要なことですから。
それでも、いずれは、どのような形でもいいから、またこの集落に戻ってきてほしいと思います。
どうしたら彼女らが、ここに戻りたいと思ってくれるか。それは親である私たちがこの集落で楽しく暮らしていることだと思います。ここで生きるのは楽しいんだ!集落での仕事はキラキラできるんだ!っていう親の背中を子どもたちに見せたい。
親の一生懸命に楽しむ姿を見た子どもたちは「集落のおとなたちは、かっこいいな、楽しそうだな」と思ってくれるハズ。
そんな思いから、「集落に誇りが持てる暮らしを、自分たちの手でつくること」という理念をもって活動しています。