Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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様々な遊びが交錯するコミュニティ。スケートボードパーク「freedom zion」

   

金太郎が好きな柏崎とその周辺の、若者の遊び場を紹介します。今回は柏崎のスケートボードパーク「freedom zion 」です。zionは木造工場を改装したスケートボードの室内パークです。コンクリートボウル、木造ランプがあり、スケートボードだけでなくBMXも遊べます。zionとオーナーだいちゃんの紹介を、インタビュー形式で。

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見よう見まねでパークを作り始めるというDIY精神

金太郎:なんで室内パークのzionを作ろうと思ったの?

だいちゃん:「ノリ」だね!「パークができたらヤバいんじゃね!?」っていう感じで始めた。最初は従兄弟と二人で始めたんだけど、二人ともそんなにスケートができるわけではなくて。普通の人より、ちょっとスケートに乗れるくらいだった。

金太郎:そんな感じで始めちゃったんだ、よくその状態やろうと思ったな(笑)でも、ここまでの物を作って凄いよね。最初はどうやって作っていったの?

だいちゃん:海外のスケート雑誌を見て、見よう見まねで作った。日本海スケートパークができた頃で、県内で個人でパークなんてやってる人はいなかった。最初はアイテムが全く無くて、見る人がみたら「これがパーク?頭おかしいんじゃない?」って言われちゃうくらいだった。

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「若者が集まるコミュニティを作りたい」

金太郎:荒削りなスタートだったんだ!ところで、俺もスケートボードは全くやらないんだけど、zionは本当にジャンルにとらわれない人が大勢集まるよね。ボーダーレスというかジャンルレスというか…。

だいちゃん:そうだね。今zionとして考えていることは、パークという形に収まらないで、「若者が集まるコミュニティ」にしたいと思っている。複合施設のような場所。パークだけでなく、ライブができて、DJブースがあって…。そもそもスケーターは反社会的なやつが多い。バンドやってるやつも、そうだと思うんだけど、そういうやつらって「自分の中にある、何かを出したい、表現したい」って思ってるやつらが多いから、zionは表現の場所でもありたいと思ってる。

金太郎:反社会的って…。危ない感じなってきたな(笑)でもわかる気がする!zionは独特の雰囲気あるよね!やんちゃな雰囲気というか。だから音楽とか、バンドとの親和性は高いよね。ストリートカルチャーが好きなやつにはたまらない空間。今後、zionは何をしていきたい?

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DIYの精神が勇気をくれる

 

だいちゃん:俺ら反社会的だからテロリスト集団を作ろうと思ってる(笑)まぁ、冗談だけど。今後は、zionを遺跡にしたい(笑)いや、これは冗談じゃなくて、zionを子供だけでなくて孫の代にも残したいと思うよ。少なくとも、俺が死ぬまでは残していきたい。

金太郎:そうだよ、zion残していこうよ!無くなったら俺、イヤだよ!zionは、俺の柏崎での人生の原点なんだよ。だいちゃんの「やりたいことは自分でやる。想いを形にする」っていう姿勢にどれだけ、勇気付けられたか…。俺が集落でカフェをやろうと思ったのも、zionをやっているだいちゃんを見て「こんなこと、自分でやっちゃっていいんだ!できるんだ!」っていう触発があったらこそなんだよ。

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だいちゃん:俺もzionには人間関係の基礎を作ってもらったよ。今後もやりたいやつがやりたいようにやっていく。自然に自分たちでつくっていくスタンスでいきたいね。

金太郎:「zionやってて良かった〜!」って思える瞬間て、どんなとき?

だいちゃん:毎日酒が飲めること!あとは友達に困らないことかな。本当にたくさんの人が集まるよ。みんな酔っ払いだけど。

金太郎:さっきも言ったけど、zionは出会いの宝庫だよね。俺もここでだいちゃんが繋げてくれて出会った人、たくさんいるもん。みんな超刺激的だし、面白い。ここで出会いの気持ちよさに目覚めちゃうと、癖になるんだよな〜。

と、言ったそばから新しい出会いが…

だいちゃん:『おーい、みんなー。紹介するよ。こいつは金太郎っていうんだ。こんど山の奥でカフェやるんだって』

この日zionに遊びに来ていたみなさん:『こんちは〜。初めまして。どこでカフェやるんですか?』

金太郎:『こんにちは、初めまして!南鯖石です。』

この日zionに遊びに来ていたみなさん:『え!?南鯖石なんですか!?俺もそうですよ!カフェできたら絶対いきます!』

金太郎:『ありがとうございます!よろしくお願いいたします!』

コンクリートボウルをつくるためのTシャツ

 

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だいちゃん:そうだ、金太郎、今コンクリートボウルを作ろうとしてるんだけど、その費用集めのためにTシャツ作ったんだ。どう?

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金太郎:お!かっこいいね!これ生地もだいちゃんが染めたの?

だいちゃん:そうだよ。1枚3,000円。売り上げでコンクリートボウル作る。

金太郎:ナイスアイディアだね。買った人は、これ着ればzionのクルーとして応援の気持ちを表現できるし、zionはコンクリートボウル作れるし、みんなハッピーだね!ってか、本当、すごいよな…こんなコンクリートのボウル、自分で作っちゃうんだもんな…。

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何かを始めたくなる、始められる

zionはDIYの精神に溢れている。触れれば刺激されること間違い無し。きっとあなたオリジナルの「これをやりたい!」という想いにも火がつく。そうなったら、zionのだいちゃんにやりたいことを話してみよう。話していると、どんどん盛り上がって実現できるような気になる。そして、人が集まる出会いの宝庫、zionでは夢実現のために協力してくれる人、一緒に盛り上がってくれる人、楽しんでくれる人がいる。

いつも勇気をくれてありがとう。一緒に楽しく遊べて嬉しいよ。本当に大好きだぜ、だいちゃん!

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freedom zion

場所:新潟県柏崎市大字吉井574
営業日・時間:不定休
料金:1日500円
HP:こちらから

 

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