日本神話を堪能するための本
私は『古事記』が大好きです。『古事記』は日本最古の歴史書で、日本の神話が語られています。
日本神話は他にも、『日本書紀』や各地の風土記などに書かれていますが、『古事記』のそれは物語として一本の完結したものになっています。世界の始まりから天皇の世まで、日本という国がどのようにできて現代に至ったかが主題に沿ってぶれることなく語られるのです。
どの要素が抜けても成り立たない、完璧な調和。すばらしいです。
さて私が『古事記』を楽しむ時に読むのは小学館の新編日本古典文学全集1『古事記』を読みます。小学館の『古事記』は読みやすいです。
原文、訓読文、現代語訳、さらに注釈まであります。基本的にこの小学館の『古事記』を読み進め、気になるところを注釈で調べます。この注釈も大変すばらしいのですが、注釈でもわからないことがある、さらに詳しく知りたいという時は…。
大和書房『日本神話事典』を読みます！この本を読めば大抵の課題は解決！
小学館の新編日本古典文学全集1『古事記』、大和書房『日本神話事典』、この二冊が私が日本神話を堪能するために読む本です！