自分で何かをしている人は「大きなうねり」を作り出す
2016/02/16
さて移住後の閉塞感を抜け出し、前回↓の「集落と神社のことでメシを食えるようになりたい」と思うようになってからですが。
自分で何かをしている人たち
やる気は出た、さぁ行動だ!ということで。移住の目的である「集落と神社を存続させる」具体的な方法を考えるために、まずは近隣市町村に視察というか、勉強に出かけました。他の人たちがどんなことをして地域を元気にしているか、見てみようとおもったわけです。
みなさん、それぞれ色んなことをして地域を盛り上げていたのですが、多くの人に共通していたのは自身が自営業者、経営者だったことです。それも「自分が好きなこと」で。例えば、服屋、レコードショップ、飲食店、または写真家などなど…。
経営者は影響力があります。しかも「好きなこと」は、やってる本人が超楽しそうにやるから、それを見ている人もハッピーになれる。好ましいエネルギーに満たされている。
十日町 池谷集落の三椿さんも、このときで出会ったように思います。
話題になる
そういう人たちが、何かことをおこすと「大きなうねり」ができるように見えました。傍から見て楽しそうで、多くの人を巻き込んでワイワイやっていましたね。
世間で話題になった商品が売れ、企業は利益をあげて事業を継続できるように、「集落と神社」もまた人々の間で話題にならないと生き残っていけません。過疎高齢化が進む集落なので、普通に時が流れるのに身を任せていたら無くなってしまうのは明らか。
過疎高齢化に抗い、大きなうねりを作るため、私も「集落と神社を存続させる」という自分ならではのフィールドで、仕事を作りたいと思うようになりました。前回、先輩に言われた言葉にさらに火がついたわけです。
DIY精神の巨人「freedom zion」
当ブログではおなじみのfreedom zionの大ちゃんとの出会いもありました。これも衝撃的なこと。
元木造の工場を、自分と仲間の手でパークに作り上げる。「やりたいこと、好きなことを自分でやる。想いを形にする」という姿勢に、刺激をうけました。
ふつう、コンクリートのプールを自分で作ります!?工場改装して部屋を作っちゃいます!?だいちゃんは「やりてぇことやってるだけ、テキトーっしょ」とか言ってますが、すごいエネルギーと想いの強さがあると思うのです。エネルギーと想いに引き寄せられて人が集まる。たくさんの人が集まるエネルギッシュで、話題の場所。
「やりたいことは自分でやっちゃっていいんだ!作っちゃっていいんだ!」って思うようになりました。
移住後の柏崎での人生の原点とも言えます。
かっこいい人たちに憧れる
移住後に出会った自分で何かをしている人々は、みんなかっこよかったです。それぞれのやり方でまわりを元気にしていました。そんな姿に憧れました。自分もそうなりたいと思うようになります。
自分なりの想いを込めた場所を作り、自分を表現して、人を巻き込みたい。好きなことで、仕事を作り出したい。仕事を通して「集落と神社を存続させる」ことができないかと考えるのは自然な流れでした。
しかし、このあと金太郎はサラリーマンになります!?文字通り「サラリーマン金太郎」でございます。それはそれで必要なプロセスでした。さて今日はこの辺で。また次回お楽しみに…。
次の話は↓のリンクです。