移住後の生活と雪かきの共通点
ゴールデンウィークですね。農業従事者、特に稲作農家にとってゴールデンウィークはお祭り騒ぎ。連休初日の今日、新潟県内は気温が高かったこともあって、非常にホットな1日でした。
まずは1日目、お疲れさまでした。季節外れの写真を見て、今日の火照りを沈めてください。それからブログを読み始めてくださいませ。
今日は移住後の生活と雪かきの共通点についてお話ししましょう。
雪かきはゆっくりあせらずじっくりと
移住して初めて迎えた冬。「地震があった年は大雪」の言葉通りの降雪量で、雪国の洗礼を受けました。人生初めての本格的な雪かき。
そびえ立つ雪の壁に思わず逆上して「こんなのしょせん、水のかたまったのだろ!早く終わらせて遊びにいくぞ!」と息巻いて、トップギアのフルパワーで作業開始。
最初は逆上パワーで、でかい雪の塊を動かしてましたが、すぐに燃料切れ。汗はダクダクになるし腕は痛いし息は切れるしで15分くらいで休憩するハメに。
「こりゃ、腰据えてゆっくり少しづつ雪を動かすべきだな。積もった雪を、薄皮をはがすように。短期決戦は無理だ」と、考えるようになりました。それから雪かきはゆっくりとあせらずやるようになりました。
屋根の雪を綺麗に落とせた!と喜んでみたり、素晴らしく四角い形で雪を切り出すことができた!とはしゃいでみたり。作業自体を楽しむこともできるように、なりました。
楽しくやっていると新しい方法を試したり改善したりして、雪かきの効率も上がってきました。
生活を楽しむ
移住後の生活も同じです。
わたしはもともと、骨をうずめる気で移住しました。だから5年以内に結果を出さなければいけない!とか、計画を立てて実行していかなければいけない!という考えはなかったです。
柏崎に移住した後、バイトを見つけて生活も落ち着いてきて、次にしたことといえば「遊ぶ場所を探すこと」や「友達を作ること」でしたね。
移住の目的を果たすには一生がかかるという認識が最初からあったので、それなら生活を豊かにしよう、と考えたわけです。
「バーっと事業をして、数年内に撤収!」という考えではないので。そんなことしたら雪かきと一緒で、息切れしちゃいます。
これから移住生活を送る人へは、「あせることなく、そこでの生活を楽しむと良いのではないでしょうか」と提案させていただきたいですね。
移住後の事業に繋がる
遊びや楽しみの中から、移住後の事業にキラリと役立つアイディアが出てくることもあるでしょう。そこでの生活を楽しむことから仕事が広がると思います。
移住の成果だけ考えていては、息切れします。
移住後の生活もゆっくりあせらずじっくりと楽しんで、いきましょう!そのうち効率もあがりますよ!