芳醇な香り
2018/12/15
今日は、昨日の予告通り、小清水のお酒を搾りました!
槽(ふね)と呼ばれる搾り機。
ホースを通ってポンプで送られてくる、もろみを袋に入れます。
もろみが規定量、袋に入ったらこぼさないように出し口から袋を外して…
袋をきれいに槽内に並べるため持ち替えて
規則正しく隙間なく袋を積みます。昨年は袋の口をひもで縛っていましたが、今年から縛らないスタイルへ。液体が入った袋は不安定なため、きっちり積まないと、槽の中で崩れる。
作業は常に槽へ上半身をかがめた状態
搾っていて感じること。それはとにかく芳醇な香り!まるで完熟したバナナのような甘い香り。決してカッコつけて言ってるわけではなく、本当にバナナの香りがするんです。よく「サクイソ」と呼ばれるこの香りは、正式名称「酢酸イソアミル」と言うそう。バナナなんてこの場所には、一本もなく、原料はお米なのに…。すんげぇ不思議!
「こんなスィートな香りがするなんて…。飲んだら一体、どんな味を感じるのだろう!?」と期待が高まりました。
カメラ目線の若き蔵人たち
搾ったその日は、「みずふね」と言って、袋を積み上げるだけ。自然に袋からお酒が滲み出るに任せます。翌日以降、上から圧力をかけてお酒をしぼります。
途中、「組み替え」と言って、袋の向きを変え搾り残しのないようにします。
うーん、めっちゃ楽しみっすねー!どんな味がするのだろう!?