働く喜びを教えてくれたもの
移住して間もない頃、「働くために移住したわけじゃないし、保険とか食費とか必要最低限が稼げればいいっしょ。必要以上のお金を稼ぐために時間を取られるのは、もったいない」と考えていました。当時は気楽なバイトだったということもあって。
そんなことを友達に話すと「舐めたこと言ってんなー。そんなんじゃダメだわ。ちゃんと働け。なんか欲しいものとかないの?」と言われました。
う〜ん、欲しいものかぁと考えた私は当時読んでいた「STREET BIKERS」(通称ストバイ)をペラペラめくると…。イカすネックレスを発見!その名も「不良の鎧」!桜の花びらがモチーフです。(不良の鎧というブランドを身につけていますが、私はとてもパンピーです)。代表の、日本を愛する想いがカッコイイ。
一目惚れした私は速攻で注文しました!
注文してからというもの、バイトに精を出すようになりました。代金支払いがありますからね。
それから、「身だしなみをしっかり整えよう!移住者とはいえ、こちとら若者だ。おしゃれをする!」と考えるようになり、買い物ができるくらいの余分なお金を稼ぐよう、バイトのシフトを入れました。
移住して一人暮らしを初めてしたので、生活費がどれくらいかかるかわからなかったからビビってたんですね。集落のことをしたくて移住したのに、仕事だけになるのが怖かったんだと思います。
けど欲しいものがあれば仕事も頑張れます。生活費以上のお金を稼ぐよう、働く気にもなります。
不良の鎧は遠い福岡のお店。宅配で品物が届いた時はとても嬉しかったのを覚えています。移住後の働く喜びをおしえてくれた原点ですね。