Blog Made Me Hardcore
ブログが果たす役割、ブログがもたらしてくれたものについてお話します。ブログ記事数300を記念して。
私にとって、ブログは人生を駆動させてくれるものでした、より核心的なものに。
頭の中を良いことで満たす
私は普段、ほっておくとネガティブ思考になりやすいです。それもネガティブ思考が、さらなるネガティブ思考を呼び、無限ループになります。気がつくと半日近くネガティブ思考だったなんてことも。
コレ、何回言ったかわからないんですが、最近またわからなくなって田んぼに落ちてたので、戒めも含めて。



ブログ記事を書くために思考を集中させると、ポジティブ思考になります。基本、私はかっこつけたがりなんで。かっこいいブログ記事書こうと思ったら、楽しい妄想や、ポジティブ思考になりますよね。
「我々の人生は、我々の思考によってつくられる」とは、ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスの言葉ですが、ブログで書く内容を常に考えていれば、少なくともネガティブ思考=ネガティブ人生からは抜け出せそう。
伝える準備をする
人に、自分の考えるのも私にとっては重要な仕事。
講演、会議、交流会…。様々な人に会い、考えを話し、自分に興味を持ってもらえたとき、限られた時間で、ストレートに要点を伝えるには準備が必要です。
そんな時でも、普段からブログに考えを整理して書き、人に伝える練習をしておけば「ズバン!」と要点を伝えることができます。
日本人が海外に留学すると、「あなたの国の文化を教えてください」「信じている神は誰ですか」「いま住んでいる街についてどう思っていますか」と聞かれ、答えられないことが多いそう。海外では自分の考えをもたない人は、「スタイルのない人」とみなされ、尊敬されないと言います。
私は、中央集権・過疎高齢化の大きな波にあらがう「まつろわぬ民」です。ローカルとして、山あいの集落で生き残りをかけて活動していく時、ブログは、考えをまとめるための大きな武器になります。
伝えるべき人に、ベストなタイミングで伝える
講演のように、自分の話を一方的にする機会というのは恵まれたものです。ほとんどのコミュニケーションでは、自分だけ話したいことを話すなんてできません。
自分の話だけしていてはウザがられますし、聞いてもらえません。
聞く側の都合もあるでしょう。
ブログに書いておけば、自分の話したい時(書きたい時)に話せて、受け取り側も自分の都合に合わせて聞け(読め)ます。

また最近では、初対面の人とは名刺交換をした後、SNSやブログで、その人がどんなことを考えて行動しているか、調べてから深く繋がることが多いです。
人から調べられた時に、しっかり自分の考えをブログに蓄積していれば、同じことを考える人が寄ってきて話が早いです。新しくユニークなプロジェクトも、すぐにスタートするでしょう。
物語の持つ力にあやかる
私は日本神話の書かれた『古事記』が、大好きです。
個性豊かな神々がそれぞれ、めちゃくちゃなことをしつつも一つのゴールに向かい、緊密な因果論理でつながっている様は、芸術です。古事記においては、どの要素が抜けても全体が成り立ちません。調和のとれた物語には、美しさや力強さを感じます。
これが、神々の名前が箇条書きで書かれただけだったり、年表に史実が書かれただけだったら、人の心に伝わらず、何千年ものあいだ残ることはないでしょう。
人は、みんな誰しもがユニークな人生を送っています。それをブログに物語として統合していくことで見える化すれば、伝える力が強くなります。伝えた人が感動してくれれば、応援してくれます。
Blog Made Me Hardcore
集落を100年後まで残す、という自分の核を、さらに駆動させてくれるのが、私にとってのブログです!