フライヤー行脚
イーリーカフェプレゼンツのイベントを、2/25(土)に開催します。昨日今日と、県内のお店さんにイベントのフライヤー設置のお願いをさせていただきました。
イベント名は「善根宿NITE」。
むかし、カフェの近所の家に、旅人が泊まることがありました。お遍路や旅人を泊める善意の宿のことを「善根宿」と言うそうです。
旅人が遠くから持ってくる土産話は、世の中を知るための情報源であり、娯楽でした。旅人の来た晩は、囲炉裏を囲って、ごちそう並べて、土産話に花を咲かせたと言います。
「善根宿NITE」は善根宿の夜をイメージした、普段接することのない話や知識を聞くことができるトークイベントです。第一回の旅人(トークライブ)は、野村 功太朗氏。PRANA CHAI JAPAN 代表取締役。カフェ文化が盛んなオーストラリア・メルボルンで、4年間バリスタとして活躍。帰国後2016年より、PRANA CHAI JAPANを運営。 カフェ先進国オーストラリアのコーヒーシーンやバリスタ事情について、聞かせてもらいます。
山あいのカフェに夜な夜な集まり、物珍しい話を肴に楽しいひと時を過ごしませんか?
自分で企画しといて「すげぇ楽しそうだな…!」って思ってました笑
今回イベントの企画を通じてやりたかったことの一つ、それは「フライヤー行脚」。
イベントのフライヤーです。イラストは高校の友達、モッチェ永井。デザインはsotas主催で、実兄のだいちゃん。
自分好みのイラストでフライヤーを作り、自分の好きなお店にフライヤーを置いてもらう。初めて行くお店にも、イベントの告知を通じてカフェの紹介をする。
フライヤーをドアノックツールとして使い、イベントとイーリーカフェの営業をしたかったんです。
この数日、たくさんのお店やスペースにフライヤーを置いてもらいました。昔から「いつか自分の店を持ち、イベントを企画して、フライヤーを置いてもらうんだ!」と思っていたお店もあります。
嬉しい。
この数日でお願いをしたお店です。
ナカムラコーヒーロースターs
ご存知、与板の焙煎屋さん。イーリーカフェのオリジナルブレンド作成をはじめ、たくさん助けてもらっています。フライヤーを持っていったら早速インスタで告知してくれました!
クレイジーローレル
小千谷のアパレルショップ。大人の不良スタイルがかっこいい。そしてSAKAZUME GIG!新潟のパンクス、ハードコアはマストのイベント。主催の金子さんにはたくさんの縁をもらいました。イーリーカフェのユニフォームも金子さんトコの手刷り。
クレイジーローレル10周年のキャップとオリジナルラインのアンダーザウォリアーのステッカー。お店も坂詰も、今年はさらに楽しみですね!
たつまき堂
言わずと知れた、新潟の文化的商店。当地に住む音楽好き、ファッション好き、カルチャー好きには外せないお店。
イベントについて話すと「いい内容だね!」と言ってくれました。猪俣さん、ありがとうございます。
ROCK-A-HULA
長岡のヴィンテージウェアのショップ。オリジナルラインのベルトなどの革製品がカッコイイ。柏崎に移住して初めてお洒落に目覚めたお店。自分の中で原点的なお店です。板谷さんに、カフェオープンの報告ができてうれしかったな。
麦麦ベイク
高柳の自家製酵母パンやさん。「こんな場所なのに売り切れ必須ってすごい」と思った。ここも原点的なお店。
タナカクマキチ
地方でもお洒落なお店ができるんだ!というムーブメント(?)の先駆け的存在だと思っています。ここもまたまた原点的な。豪雪jamも含め、憧れがありましたね。
タナカクマキチさんにてソイラテ。
キチ
十日町のダイニングカフェ。タナカクマキチさんと盟友的な。ご飯が美味しいです。
ギルドハウス十日町
初訪問。十日町のシェアハウス(ゲストハウス?)。「ゲストハウス」というものに初めて足を踏み入れたのですが、独特の雰囲気が癖になりそう。ここではなんと!鵜川のだぁ〜すけ澁江氏兄と邂逅。熱い話が聞けました。
澁い
初訪問。カールベンクスハウスの一階にあるフレンチレストラン。…モノが違う、何から何まで!お店の作り、内装、家具、そして料理の味。別次元すぎる!移住者の渡辺さんとお話。イベントも興味持ってもらえたうれしかったです。
栗カボチャのスープ。異次元の美味しさ。
タンネ
タンネさんも、原点的なお店。「よくここでお店をしようと思ったな」から「いつか自分も『よくここでお店をしようと思ったな』と思われたい」へ。雰囲気も食器も料理も、独特の時間が流れる。タンネワールド。
原点回帰と新しい出会いの、フライヤー行脚。
原点回帰により、自分を育ててくれた場所への報告ができた。
新しい場所にブッこむ緊張は今までにない方向性、可能性を感じさせてくれた。
フライヤー行脚、良かったですよ!
ps
そういえば、先日何気なく見た映画「シルク」。幕末の日本に、遥か離れたフランスから蚕の卵を仕入れに来るという話。こんなセリフが。
遠い土地の旅人はやっぱり貴重な存在なんですね。