Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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糸魚川の若い魂を感じた

   

先日、糸魚川のとある会に参加して、ひゃくいちねん会の取り組みについてお話させていただきました。糸魚川の若者の交流会「糸JAM」です。

糸JAMは若者が自分たちのやりたいことを通じて、ふるさとで生き生きと暮らしていけるようスキルアップを図る場としてスタートした交流会。

金太郎は、普段なにかとお世話になっている「まちづくり学校」の大滝さんに「糸JAMの第一回目で、ゲストトークをしてもらえないか?」と、お声がけをいただきました。

今回のゲストトーク、とても楽しみにしていました。というのも…。糸魚川は普段あまり馴染みのない土地。加えて「若者がやりたいことで地域で生き生きと暮らす」という文脈。この二つの相乗効果か、準備からとてもワクワクしてました!

大滝さん以外は知り合いが全くいない状態で始まった交流会。時間となり会場の扉が開かれると…。ゾクゾクと若者が入ってきます。みるみるウチにテーブルは満席。50人以上入ったでしょうか?

「こんなに入るとは思わなかった。これはちょっと想定外だね」と大滝さん。

金太郎もこれだけ大勢の若者を前に、お話するのはとても緊張…。ただ今回のトーク、自分でひとつ課題を持っていきました。それは「楽しんで話をする」ということ。

楽しく活動して目をキラキラさせて取り組む。情報を発信して、人を巻き込んでいく。結果、ひゃくいちねん会を応援してくれたり、集落のファンが増える。そんな道筋をたてたいと思って。

だから、バンドのライブのように、自分の熱さを人に熱伝導するつもりで話しました。かつトーク途中では時間配分を気にする精神的余裕もありました。糸魚川の若者に想いを伝えられたかなと思います。

今回のトークは30分という時間でしたが、言いたいことを力強くストレートに伝えるのはこれくらいの時間がベストじゃないでしょうか。

トークの後はグループ替えを3回繰り返すワールドカフェ。金太郎もグループに混ざり、「自分自慢」「糸魚川の好きなところ、嫌いなところ」について糸魚川の若者たちとトーク。

とある女性の参加者が言った言葉が印象的でした。

「うちの集落では地域のお祭りでも運動会でも、大人たちはみんなマジで取り組むし、とても楽しんでやる。その背中を子供達は見て育つから、みんな地元が好き」と。いい話だなぁ。

「ここが俺たちは好きなんだ!ここで生きていくのが楽しいんだ!」と実践することが、最高のUIターン政策じゃないでしょうか、行政さん。

このほかにもたくさんの面白い話があり、あっという間の二時間でした。

ほぼ初上陸の糸魚川で、これだけの若者、それも地元を愛する人たちに囲まれてお話できてとても楽しかったです!皆さんのエネルギーをギュンギュン感じて、形容しきれないフレッシュな心持ちになりました!

解散後は糸魚川で活動する地域おこし協力隊の方達に、お茶まで誘っていただき場外延長戦。こちらも楽しかったです!

今後、糸魚川では人材育成をして、ゆくゆくは中間支援組織設立ということになっていくのでしょうか。どちらにせよ、新しく始まった糸魚川の取り組み、若者の魂に触れられて、今後も何かの形で協力できたらと思った夜でした!

ありがとうございました!

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