Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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柏崎でバリアフリーのイベントを。第2回夢語りBAR

   

第2回目の夢語りBARを開催!

自分たちの手で愛着ある柏崎をつくる!「夢語りBAR」

健常者と障害者が一緒に楽しむ

テーマ 「誰もが楽しめる参加型イベント」
ゲスト 株式会社With You 小林 俊介
夢 柏崎発!バリアフリーイベント『ノーマライゼーション』の開催

小林さんの熱い思いが詰まった夢語りBAR!

ぎおん花火、えんま市、風の陣などの市内のイベントは現状、バリアフリーなイベントとは言えない。同時に、市内で福祉サイドが主催するイベントも、当事者や家族、支援者が参加するのが主で、健常者は参加しない。

両者が一緒になる機会がない。

この現状を改善するためノーマライゼーションの考えに則り、4月から始まる障害者差別禁止法を加味しながら、健常者と障害者が一緒に楽しむイベントを企画したいとのことでした。

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障害者との距離感

「障害がある」というと、どうしてもビビってしまうというか、どう接していいかわからない気持ちになります。「言っちゃいけないことがあるんじゃないか」「しちゃいけないことがあるんじゃないか」と、怖くなってしまうんですよね。

それって障害者のことを良く知らないから。健常者と障害者の間に距離感があるからだと思うんです。

家庭、地域、職場、交友関係に障害者がいないと、接する機会がないため、相手のことを知ることができない。だから距離ができてしまいます。

柏崎は障害者と接する機会が少ない

幼い頃から障害者と一緒にいることが多かった小林さんにとって、柏崎は障害者と接する機会が少ないと言います。職場や近所にも障害者がいないとのこと。どこにいるかというと、グループホームや入所施設に入りっぱなし。それを見てショックだったそうです。

そういう背景もあって、小林さんは柏崎ではじめての就労継続支援A型事業の、株式会社With Youを立ち上げたと言います。

福祉のためという考えだけでは、良いものは生まれない

小林さんはイベントのひとつの案として、音楽イベントを提案していました。何かをするなら、かっこいいものにしたいとも言っていました。私も賛成です。

何度も言っていますが、復興のため、地域活性のため、福祉のため、という訴求では限界があります。それを抜きにしてもキチンと魅力あるものにする。思わず手に取りたくなるデザインにする、楽しそうで参加したくなる。

そういうものでないと、これからは生き残っていけません。イベントを企画するなら、金を出しても行きたいアーティストを招聘する。良いもの、楽しいことを作りましょう。

楽しいことから始める

「障害者と健常者のファーストコンタクトは楽しいことに限る」とも言っていました。

確かにぎこちなく用意された空間で、仲良くするのは難しいですよね。それよりかは、楽しいことを共有することで、理解が深まる。そうなればお互いが「怖い」ということもなくなって、距離感が近づくとおもいます。

いやー、それにしても小林さん、熱くて頼もしいです!福祉への熱い思いが伝わってきますね。この取り組みは全国に通用するでしょう!

 

 

 

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