Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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新潟に移住 その1

      2015/10/15

2007年、大学を卒業した私は新潟県柏崎市に移住しました。過疎が進む祖父のふるさとの集落を存続するために、自分が何かできないかと思っての移住です。小さい頃、毎年夏は海に遊びにきており、また祖父が代々集落の神職をしていたため、集落の人々は暖かく私を迎えてくれました。そのため、近年の移住ブームにおける、地域住民との軋轢みたいなものはありません。

集落の存続といっても、当時ノープラン、やることは決まっていません。生きるために、とりあえず居酒屋チェーン店でバイトを始めました。最初の頃は友達も全くおらず、休みの日にもかかわらず、ブックオフで立ち読み…なんて時も。しかし、さすがは全国チェーン店の居酒屋、バイトたちのノリも良く、頻繁に飲みに行くようになりました。友達も徐々に出来始め、店や遊ぶ場などの街の様子もつかめてきました。

これから地方に移住をしようとしている人は、最初から正社員で仕事を探すのではなく、バイトをするのがいいかもしれませんね。時間を自由に使えて友達も作りやすいし、フラフラとしていた方が街の様子もよくわかるでしょう。地方は車社会なので、飲んだら帰れません。そんな時も、街で飲んで車中泊、とか漫画喫茶で朝まで寝る、とか、バイトならできる。街を知らなければ、どんな業種でも仕事しづらいですからね、遊ぶことで街を知る、仕事に生かす、そんな流れが良いんじゃないでしょうか。

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