Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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子どもにどちらの声の「ドラえもん」を見せるか?

   

先日、娘にドラえもんのDVDを借りようとした時の事です。少し悩んだ事がありました。

それは「ドラえもんの声が大山のぶ代の作品にするか?それとも水田わさびの方か?」ということ。

昔だったら「ドラえもんは大山のぶ代!それ以外は認めない!」と言いましたが、これからの子どもたちは水田わさびで育つわけで。無理に大山のぶ代を娘に見せるのは混乱を招きかねません。結局、水田わさびの作品にしました。

借りたのは「新・のび太の日本誕生」です。長編の中で一番好きな作品。旧作と同じく、最後は泣けてしまいますね。

ちょっと設定が違うんですね。のび太が雪山で遭難した時、「旧」では助けてくれるのはマンモスに扮するタイムパトロール。「新」ではペガ達。まぁ、「旧」の方のマンモスは、少し不気味な感じでしたからね。子どもにはわかりにくいのかもしれません。

それにしても…声優一新された中でも、その変わり様に驚いたのはのび太ママが葛城ミサト(三石 琴乃)になってたこと。

2016-10-17-12-23-05

ミサトさんの声の、のび太ママ。なかなかどーして…これはこれは…悪くない。むしろ良い。

ママがのび太を叱りすぎたとき、家出したのび太を心配するとき、帰って来たのび太を安心するように見るとき。のび太ママの声から感じられる「憂い」と「愛情」が織り混ざった、なんとも言えない慈悲深い味わい。

これからのドラえもんは安泰だな…と思ったのでした。

…今日の話、少し変態っぽい?

 

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