Chaos金太郎

移住10年目。新潟県柏崎の山間の集落を存続させるため活動中。

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消防団ポンプ操法について

      2015/10/04

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先月末、消防団のポンプ操法大会に出ました。といっても私は2番員の補欠だったので選手としては出ていませんが。ポンプ操法とはホースや吸水管などの消防器具の扱いを4人で行うものです。速さや正確さだけでなく、規律正しい動き、2名以上が同時に動く際にシンクロして動くなど、細かな所も大会では審査されるので、かなり練習をします。気合いが入っている分団では1年以上練習しているところもあるみたい。私の分団では、1ヶ月前から毎朝5時に集まって練習していました。

私は消防団に入って初めてのポンプ操法大会だったので、補欠としてまず、2番員の動きを覚えるよう言われました。吸水管と防火水槽とを繋ぐロープの結び方が難しかったり、鳶口という消防器具の持ち方が分かりにくかったり、とにかく覚えるのが大変でした。走ることも多く、きつかったです。

石神井高校の応援団やった人は写真を見てピンとくると思うんですが、完全に最初の「ビッ立ってろよー!!」なんですよね。規律、気合い、節度良さ、元気…。高校の時の応援団を思い出すわけです。

まぁとにかく、選手は本気で練習するし、大会にでない団員も準備や片付けをして選手を一生懸命にサポートします。みんな心を1つにして大会を目指します。久しぶりに「みんなで1つのゴールを目指す!」という、熱い想いになりました。

消防団に参加してよかったなぁ、と思います。この年になると、仕事以外でこういう気合いの入り方ってなかなかないですから。「とにかく上を目指す!異論はなし!」的な気合いは。ある種、理不尽にも感じるのですが、参加することで感じられる一体感や他人を想う気持ち、何よりたくさんの時間を他人と過ごすことってのは、気持ちのよいことなんですよね。

学生時代をみてみると、小学校、中学校、高校、大学と進むにつれて、だんだん自由が増えていきます。反面、今まで学校が用意してくれていた、ある種の強制的な友達と過ごす時間が減っていきます。大学はクラスもなければ、当然ホームルームもない、遠足もないですからね。大学行って思ったのはダリーと思っていた学校行事も、振り返ってみると貴重な時間だったんだな、ということ。

何が言いたかった方というと、人と時間を過ごす機会を用意してもらったら是非参加してみようということなんです。素敵な仲間がいれば、とても気持ちのいいことですよ!

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